治さない

いつかの記事に治療はしない、と書いたらやっぱりお客さんに質問されました。 「治さないで仕事になるんですか?」と。 それはそうですよね。 でも、 「治さない」ですよ。 「治さない」 人間てのは、治らない、治るわけがないんです。 このことが潜在意識に入ってないから、ちょっと身体になにかあると、さーっと不安になってしまうのです。 生まれたから、死ぬんです。 生・老・病・死ですから。 生きているということ …

余白

久しぶりにブログの更新をしたらなんと4月は一回も投稿なしでした。 最近は獲得したり保有することよりも「断・捨・離」のよう持たざる技術・捨てる技術が見直されているみたいです。このことは「有」だけがすべてではなくて、「無」ということの価値が再認識されてきたということだと思います。 野口先生の奥様、昭子さんの著作『時計の歌』は最初、「余白」という項からはじまるのですが、この余白という言葉は物理的な意味と …

赤ちゃんへ愉気

一時期ずーっとプレママさん代わる代わるがお越しになっていましたが、最近ようやく落ち着きました。 最初は妊娠中の体はよくわからないことが多くて苦労しましたけど、女の人はこういう時は気がよく通るので身体の外側も内側も良く動きます。体質を改善させるにはやっぱりいい機会だと思います。 お腹の中にいる時に整体の氣を受けた子は成長の度合いが安定していると言われます。たしかにせい氣院に来ていた方に経過をうかがう …

潜在意識教育入門

押入れに積んであった野口晴哉先生の『潜在意識教育』 を最近読み始めた。 まだ途中だけど、「空想は独創への道」という項が読み応えがあって面白い。 ―模倣を育てるもの― どうしてこう偽者が多いのであろう。日本人には本当に独創性がないのだろうか。 という件りがあって・・・ 「今あるものは全て先に空想があった」、とも言う。 それは例えば、「コップ」というものを作るのでも「鉱物の中の硝子を熱して器状にしたら …

愉氣

世間が脱原発の波に揺れる中、あっひーは脱電子レンジしてました。 電子レンジ完全離脱して早2ヶ月。 そしてご飯の冷凍解凍がサクサク出来なくなったので、買っちゃった。 圧力釜!!!(島忠で特売2,000円) あっひーんちは玄米なので毎回毎回電子ジャーだと炊くのに時間がかかるのです・・。 これで自炊力もアップ!女子力もアップアップ!!(笑) 電力消費量も減ったので社会に貢献してる感もアップ!(^-^) …

複合体癖について

最近指導室ではピアノの伴奏 をかけています。流行りのヒーリング系の音楽なんだけど当たり障りなくて使いやすいですね。 野口整体の愛好者はパブロ・カザルスのチェロを聞く人が多いのです。野口先生が敬愛した奏者だから。わたしの場合は一人で聞いてると気分が重たくなってくるのであんまり聞かないな。同じチェロならヨーヨー・マの方が好きだ。9種と3種の違いかも。 わたしの体癖は3種がベースでそこに9種が混ざってい …

復興するつもりあるのですか…

「復興するつもりあるのですか…被災中学生が直言」 凄まじいね。子供の心って真っ直ぐだ。余計なものがくっついてないから・・・。 子供はみんな神さまの子だ。大人の方便もズルさも直感で見抜いてしまう。子供の頃はそういう大人の嘘に何度も傷つけられて、がっかりしてきたのに、自分が大きくなると平気で同じことをやったりするから不思議だ。 変な手出しをしないで信じて待てば、優しい心を持った大人に育つのに。 子供の …

人生がときめく体癖の魔法

(※今日は体癖の記事です。よくわからない人は体癖のウィキ もチェックしてくださいね) ベストセラー本にめっぽう疎い私ですが、愛車のJR横浜線に乗るたびに広告でみてた本を見っけたのでつい買ってしまった。 それが・・・これ↓ 人生がときめく片づけの魔法 帯には著者の写真が載っていました。アイドルみたい。。そして・・・5種だね。 「一度習えば、二度と散らからない」 の人↑すごいわ 1種の首に5種のストレ …

活元会

本日は愉気と活元運動の会でした。僕のところは今はのどかにやっています。 初心者の方が多いのですがメンバーさんは品の良い方が多いので会の風紀が良くて助かってます。 始めたばっかりなので活元の出かたは初級の初級ぐらいです。実は・・ だけど、みなさん真面目に取り組まれているので愉気で誘導すればちゃんと運動も出るし、終わった後はお顔の表情も変わります。 活元運動ってこれがなんの役に立つんですか、というと上 …

正しく座すべし

下は野口先生の書かれた日本人の座法、「正座」に関する考察の文章です。個人の身心の在り方から、ひいては公(国家)に及ぼす影響までを綴っています。今の日本の様相をみれば、当時19歳の青年の慧眼に愕くばかりです。坐は人格を現します。人格陶冶の第一歩は正しい正座からです。健康生活の基礎としても、正座を励行しましょう。 『正しく座すべし』 (昭和6年[1931年]、野口晴哉 十九歳) 正座は日本固有の美風な …