治療の書

来談者中心療法を考える

去年の今頃はカール・ロジャーズを読んでいた。彼の「来談者中心療法」という手法に感心をもって、整体に反映できないものかと模索したのだった。現在に至ってどの程度仕事に活かされているかはちょっとわからないけど。 技術的なものは 来談者中心療法を考える

気合と勢い

・気合といふこと、操法の大事也。彼の実を虚ならしめ、我の実を彼に移す。彼の実、病気の塊り也、我の実、健康なる正気也。彼吐く時我吸い、彼の吐き切る時我が指に力を入れる、この呼吸適へば、忽ち彼満つ。 これを気合といふ也。(野 気合と勢い

のり超える力

治療するの人 相手に不幸を見ず 悲しみを見ず 病を見ず。たゞ健康なる生くる力をのみ見る也。不幸に悩む人あるも、そは不幸をのり超えざるが故也。不幸といふも のり超えれば 不幸に非ず。悲しみとて 苦しみとて のり超え得ざるが のり超える力