河合隼雄

ケルトとナバホ

一ヶ月くらいかけて河合隼雄の『ケルト巡り』と『ナバホへの旅』を読んでいた。こちらは著者がNHKの企画でアイルランドとアメリカ先住民の住むナバホを訪ねた時に書かれた随想録のような本である。 『ケルト巡り』 『ナバホへの旅』 ケルトとナバホ

自然(じねん)モデル

心理学者の河合隼雄さんはカウンセラーの態度の理想の一つとして、「何もしないということに全力を挙げる」という言葉を残している。 カウンセリングの現場では、カウンセラーが教育的なアドバイスや助言を与えた場合よりも、クライエン 自然(じねん)モデル

自己実現の前に

久しぶりにせい氣院のサイトにページを追加した。「自我と自己」。 もとを正せば「自己実現」に関するページを作りたかったのだが、それを書くためにはその実現する「自己とは何か」を説明しないといけないことに気づき、さらに自己を説 自己実現の前に

私と“それ”

久しぶりに河合隼雄の『こころの読書教室』を読み返した。 本を読むと「こころ」にとってこんなにいいことがある、だから是非みなさん、もっと本を読んでくださいという本である。 この前書いたファンタジーが生まれるためにはどうのこ 私と“それ”