病気は体の自然良能
2003年に『風邪の効用』がちくま文庫に入ってから今年ですでに17年経っている。 10年ひと昔という言葉に照らせばもうふた昔は前になろうかという話だが、当時は大手書店では平済みの状態が続き、まあまあのセンセーションをもた … 病気は体の自然良能
2003年に『風邪の効用』がちくま文庫に入ってから今年ですでに17年経っている。 10年ひと昔という言葉に照らせばもうふた昔は前になろうかという話だが、当時は大手書店では平済みの状態が続き、まあまあのセンセーションをもた … 病気は体の自然良能
体が風邪を引くように、心も風邪を引く。うつは「こころの風邪」みたいなもの。そういうフレーズをときどき目にする。 だいたいが「風邪」も「うつ」も定義があいまいなのだ。だからそうだといえばそうかもしれない。 おそらく「うつ」 … うつは心の風邪か
平温以下の時が経過の急所 風邪というのはたいてい自然に治るもので、風邪自体すでに治っていくはたらきですから、あまりいろいろなことをしないでいいのです。ただ大切なのは熱が出て発汗した場合で、風邪で発熱する場合にはかなり上が … 平温以下の時が風邪の経過の急所
息子が風邪をひいた。だいたい一ヵ月ぶりくらいだろうか。「野口整体」といえば『風邪の効用』だが、今から11年前に自分が整体生活をはじめた頃は風邪を引くたびにこの『風邪の効用』を読んでいた。そうやっては逐一症状の経過を楽しん … 『風邪の効用』までだいたい3年くらい
今日は2才の息子が保育園から早退してきた。昼食、お昼寝のあとで蕁麻疹が出たと連絡があったのだ。保育士さんからは「お昼に食べた物(が原因)ですかね?」と聞かれたけど、どうもそういう感じでもない。念のため脈をみる・・、とやっ … 病症が身心を治している
治ると治すの違い だから治すということは病気を治すのではなくて、病気の経過を邪魔しないように、スムーズに経過できるように、体の要処要処の異常を調整し、体を整えて経過を待つというのが順序です。 最近の病気に対する考え方は、 … 治ると治すの違い
…そういう教育は、繰り返し行われると、潜在意識の中に滲み込んでしまって、滲み込むとすぐ体を支配するのです。例えば、“四十度の熱が出たらもう駄目だ”などと思うと、すぐ元気がなくなり食欲もなくなる。けれども整体に来ている人達 … 子供の発熱の処置
先週のことだったが太郎丸が汗を冷やして風邪を引いた。とても暑い日で保育園で外遊びの後に汗を冷やしたらしい。 こんな風に一度出た汗をそのままにして、風にあたると、冷えて内攻する。整体では晩春とか秋口になると汗の処置をよく指 … 春から初夏にかけての「汗」の処置
野口整体には『風邪の効用』という名著がある。実際にこの一冊から整体に関心を持たれたという方は多い。著者の「風邪が体の掃除になり、安全弁としてのはたらきをもっている」という見解は、実際にそういう角度から自身の身体を見て風邪 … インフルエンザに関する一考察
半年から一年くらい指導に通うと、「風邪を引きました」、「下痢をしました」といっても平然としている人が増えてくる。さらに少々の病気にはビクつかなくなる。それはそれである面進歩と言えるが、このくらいになると今度は逆の注意がい … 病気は怖いモノ