整体生活
気がつけば「野口整体」という言葉を最近口にしなくなった。巷でもあまり聞かなくなったような気がする。 なんというか、2002年に『整体入門』がちくま文庫に入った時が第一次のピークだったように思う。 私が整体法の存在を知った … 整体生活
気がつけば「野口整体」という言葉を最近口にしなくなった。巷でもあまり聞かなくなったような気がする。 なんというか、2002年に『整体入門』がちくま文庫に入った時が第一次のピークだったように思う。 私が整体法の存在を知った … 整体生活
生命は本来丈夫である。 人によっては自分で自分を「か細い」なんて言うこともあるけれど、それは自分でか細く見せているだけで実際に「か細いいのち」というものはない。 もとはみんな丈夫だった。丈夫だったものがいつの間にか「自分 … 弱い人はいない
昨夜は子どもの寝かしつけが終わろうかというときに、久しぶりに自然の活元運動が出た。 からだの偏りが一定に達して、さらにからだの緊張・疲労度合と精神のゆるみバランスがちょうど釣り合ったときに、たまにではあるけど自然に活元運 … 活元運動を深めていく:継続はちから
知は其の知らざる所に止まれば、至れり。『荘子 内篇 第二』 何も知らないとき、すべてがわかってる。 何もしなくても体温は保たれる。 疲れれば眠くなる。 欠乏すれば食べたくなる。 余ればこわす。 なぜ健康なのかわからなくて … なぜ健康なのかわからない:荘子を読む
老荘研究のパイオニア福永光司さんと河合隼雄さんの対談本『飲食男女ー老荘思想入門』を読んだ。タイトルからして何のことか‥と思ったらどうやら人間の生命活動の根源的な動きを象徴した言葉らしい。つまりは自己保存の要求と、種族保存 … 飲食男女
この2週間くらいずっと『荘子』を読んでいた。野口先生は多方面に渡って深い学識を備えた人だったが、中でも最大のよすがとしていたのはやっぱり荘子だと思った。整体の智の中には禅も生きているけれど、その縦横無尽の自由性は老荘思想 … 何もしないという技術