カウンセリングは時間がかかる

暗示やアファメーションで端的に自分を変えようという方法から比べると、正規のカウンセリングはだいぶ時間がかかる。 自分の性格変えたいとか、家族を含めた人間関係の悩み、あるいはもっと漠とした不安や意欲の減退など、これらをカウンセリングで解決しようと思ったら3~4年くらいは一人のカウンセラーのもとに通うこともざらである。 暗示療法とどちらがいいのか、というとこれは方法論の違いでどちらが優れているとは答え …

暗示

この2週間ばかり催眠、暗示の効果を検証していた。 例えば子供に「朝起きるとすっきり目が覚めて、起き上がる」という暗示を与えておくとその通りになる。 たしかにその通りにはなるけれども、果たして子供の様子は妙であった。考えてみれば当たり前のことで「朝すっきり目が覚める」ためには寝ている間に体の疲労が抜けてること、そして起きた先にある生活に意欲が持てること、という条件が必要である。 しかし目が覚めたとこ …

11月の活元会

11月活元指導の日程は下記の通りです。 2021年11月 4日(木)14:00-16:00 13日(土)14:00-16:00 18日(木)10:00-12:00 27日(土)10:00-12:00 参加希望者は各開催日の前々日までにお申し込みください。

AI

知らぬ間に横浜駅の地下街にAIの案内設備が置かれていた。「aiさくらさん」で検索すると詳細が出てくる。 道を聞く用があったのでタッチパネルに触れながら口頭で質問をしたら、流暢な、しっかりした日本語で目的地まで案内してくれた。こちらもつられて「ありがとうございました」というと「お役に立てたようでうれしいです」との返事。(ついにここまで来たか…)と隔世の感を禁じ得ない。 メイン通路を少し奥に歩いていく …

死の恐怖

コロナ禍の様子を外から眺めていて、何故ここまで衛生法や薬に頼ろうとするのかなかなか理解できなかった。 それをあるきっかけで「どうしてこんなにも病気を怖がるのか」と視点を変えると、少し見える景色が変わってきた。 「病気になったら早く治したい」「治す薬が欲しい」「完璧に予防したい」と渇望する心の背景には無意識の死の恐怖がある、ということだった。 あたかも自分で気づいたように書いていながら、実は野口先生 …

野の医療

河合香吏,1987『野の医療 ー 牧畜民チャムスの身体世界』東京大学出版会 東アフリカ、ケニアに住むチャムスという牧畜民の医療(医学)を通じて現地の人々の身体観にせまろうとしたフィールドワークの記録と考察の書。 『野の医療…』というタイトルから野口整体の考え方に何らかの刺激を提供してくれるのではないかと期待して読んだ。 読む前の予想を裏切ったのは、彼らが様々な疾病現象に対して非常に薬(薬草類)を好 …

10月の活元会

下記の日程で活元会を実施します。 2021年 10/14(木)10:00-12:00 10/23(土)14:00-16:00 10/31(日)10:00-12:00 今月は第4週(土)が午後の時間となっていますお気を付けください。 また第5週は日曜日に行います。普段はご参加いただけない方もご検討ください。

知識か「情報」か

鈴木哲也・高瀬桃子 著『学術書を書く』を読んだ。学術書を書いて出版するまでの道のりを懇切丁寧に纏めてある一冊。 現代はインターネットの普及によって情報の発信や受け取り、また公開された内容の修正や改変のスピードは格段に上がった。 このような状況下にあって出版から販売に至るまで多くの時間と労力を要する書物を出すことに果たして意義があるのだろうか、という考察が本書の冒頭でなされている。 本稿の見出しの「 …

乳歯

小1(6才)の子どもの上の前歯がかなりぐらぐらしている。かれこれひと月くらいはそうしていて、これがまたなかなかとれない。 早い子なら年中さん(4~5才)から抜け替わっているんだけど、うち子どもの発育は他と比較するとだいぶゆるやかである。 実はこれはある程度画策してやっていることで、たまたまそうなったわけではない。 整体法では早く育つこと、いわゆる早熟を警戒する。 「早く育って何が悪いか」という反論 …

いぼ

子ども(6才)の右手の甲にいぼができた。だいたい高さが2mm弱、直径は3mmくらい。 いつからあったのかちゃんとは思い出せないけれども、小学校に上がってしばらくたった頃にはできていたと思う。 医学的にはいぼはウィルス感染でなるらしいが、どうも見ていると捻じれ型(8種)の若い身体にできやすい。 わたしも10代のころはよくいぼができていたし、妻もかつてはあったそうだ。二人とも押しも押されぬ捻じれである …