生理痛にリラックマ

今日リラックマ好きのお客さんが絵本を貸してくれました。Kさん、ありがとうございます^^

ゆるキャラみたいなホワホワ、ユルユルしたものが歓迎されるのはそれだけ世間に緊張が満ちているってことなんだと思います。

野口整体では力が入りっぱなしのところに、やわらかく気と呼吸を誘導してゆるませます。夜になったらすっかり脱力して眠れば、目が覚めたときにはいろんな疲労が抜けています。

目を酷使すると生理がつらくなる人がいますが、目に蒸しタオルを5、6分あてるとやわらぐ。(めぐリズムもいいらしいです^^)

整った体というのは緊張とリラックスのバランスがいい状態です。パソコンの仕事をしている人は職場を離れても頭の緊張がぬけないので、身体のバランスを守るためにゆるいものに触れていたくなるのだと思う。

女の人でお尻が小さく骨盤が閉まりすぎている人にはリラックマはおすすめかも。読んでるとアタマとオシリがゆるんでくる。

気は心なのだ。

バストアップしてはいけない時

夕方、突然下痢をしたので、???と思ったけど、よーく思い出してみると昼間ちょっと焦ったことがあった。

リラックスしているとうんちもどっしりしているけど、神経をすり減らすと「ぽしょっ」と水っぽくなる。

昨年地震が起きたあと3~4週間してから下痢をした人をみましたけど、下痢した人はみんなそれまで身体に残っていた妙な緊張が抜けていました。

食物の消化と感情の消化はリンクしているみたい。

僕は野口整体に出会ってから7年くらい。歯医者で麻酔を打つとき以外は薬を飲まない生活になっています。けど、「神様が創ったカラダは絶対に間違えない」ってことがようやく骨身に染みてきた感じです^^

昨日のかぼちゃワインからのつながりで(?)今日は胸の話^^

せい氣院では操法の最後にきちっと正坐をしてかかとを上手に使って(←ここがミソ)仙骨っていうおしりの真ん中の骨をつぃーーーっ↑と前方、上に向かって上げますね。

そうするとこれはもうオートマチック式に胸が一緒にぐぐぐっ!!ぐーっ!↑と上がりますね。

どうやら仙骨と胸骨が対応しているみたいです。

もう少し細かく説明すると仙骨が上がると胸骨(っていうのは胸の真ん中の板状の骨です)とあばら骨の間に「ゆとり」ができて胸郭が左右に開きます。(息が一杯入る)

そうすると僕が背中側からその人を観ていても、胸が開くと同時にパァーっとその人の目が開くのがわかるんですね。

こうなると心の中に意欲が沸いてしゃきっとしてくるからさらに仙骨があがっておしりの形もぴりっ!としてくる。

そしてあばら骨の前側(つまり胸)が自然に上がってきます。

でもこれはいつでもやればいいというわけではなくて、生理が終わった翌日か翌々日くらいに少し意識してやると身体の自然の波に乗っかってよい効果が現れます。

整体のコツはどんな技術であっても「時を待つ、波に乗る」、の2つにつきます。

どんなに魅力的なエクササイズでも生理前におしりアゲアゲ体操↑とかバストアップ↑とかはやらないほうがいいみたいです。

生理の前はなるべく頭を使わないで(現代人的には無理か・・^^;)ごろごろしてる方が身体の波とマッチしてラクだと思います。^^

僕のところには30歳くらいから40歳くらいの女子のみなさんが仕事や育児の疲れを癒しにお越しになられてます。

いわゆる「受験勉強」直撃世代のみなさんは思春期に子宮に行くエネルギーの何十パーセントかが頭に昇華させられてしまった。そんな訳で人によっては胸とかおしりがきちっと発育してなかったりするみたい。

女性のみなさんが野口整体をはじめて愉気と活元運動で気のめぐりがよくなると顔がふわっとやさしくなったり、身体の線が丸くなったりするのはそういう流れから来るのだと思います。

野口整体は「野蛮」と歓迎する、ちょっとマイノリティーな世界。

僕的には「野に咲く花のように」的な感覚で「自然美」とか「健全美」という風に表現したい。

まあシンプルに「美」でもいいんだけど、

その自然の美が人体上に現れているものに健康を感ずる、と野口先生は言われた。らしいです・・。

自然には波があります。その自然の一部である人間にも波がある。一度波に乗るコツを掴むとそれは一生損なわれない心と体の財産になります。

個人指導と活元運動は人間の身体に自然の波を取り戻すための両輪となるシンプルメソッドです。

コツコツつづけると必ず体が変わり、心が変わり、やがて人生が変わります。

ウチに来ている人には野口整体で今よりも、まるまるモリモリ幸せになって欲しいです。つづけてみてくださいね^^

骨盤はゆがんでます

ウチの玄関には小ーこいお地蔵さんのおもちゃがおいてあるんだけど、あんまり視界に入らないらしく3~4回来てから「あれっ」ってよく気づくかれます。^^

お地蔵さんて自分から地獄に降りていって責め苦にあっている子供たちを助けに行くやさしい菩薩さんなんですよね。自分の仕事的にちょっとあやかりたい気持ちもあるのだ。

ま、いいや。今日も変わらずのあっひーですよ。ビーナスの憂鬱^^

今日は骨盤の話です。^^

ようやっと、過剰な骨盤ブームはひと段落した?けど、骨盤のゆがみを気にしている人はいぜんとして多いです。

骨盤は変動があるときでも、本来の位置に戻るのでも大抵は右から動いてきます。ドキッとしたり緊張したりしたことがずっと抜けないでいると右側が高くなっています。

これを「ゆがんでいるのだ」とは思わない。

ときどき左の方が高くなってると「おっ?」とは思いますけど、

でも骨盤っていうのは左右違うものです。

開いたり閉じたり、上がったり下がったり、こうやって動いているのが普通の状態。

ただ、上がったっきり下がらないとか、閉まりっぱなし、開きっぱなしはあんまり良くないみたいです。

そういう時でも活元運動の誘導をしてひと晩ふた晩も経つとやがては動いてきます。

人間は心も体も「矯正」はできないです。

でも「誘導」することはできます。

自然とそうなるように、自然とそうしたくなるように誘導する。

そうすると左右のプロポーションのバランスもとれてくるし、心も穏やかになってくる。

夏場だからといって足首を冷やすようなカッコばっかりしていると、腰が変にカタくなっていることがあるので気をつけましょうね。

女の人は生理前に足湯をすると腰は柔らかくなってきます。「ゆがみ」が気になるあなたはちょっとやってみてくださいね~^^

ゆるめるだけではよくならない

最近、指導室へお越しになった方に杉養蜂園というところから販売している『ゆず蜜』というのをお出ししてます。

蜂蜜とゆずの混ざった原液を5倍くらいに稀釈して出すのですが、酸味が少し飛んでしまっているのでレモンをもう一絞りするととっても美味しいです。(^▽^)

夏の味ですねー

以前、骨盤が小さい閉まり傾向(開閉型9種)の女の子がリラックマの絵本を貸してくれたのですが、いいですね~リラックマ^^

最近はなにやら「頑張らない、鍛えない、努力しない」、みたいないわゆる「脱力」の効用が見直されてますね。

普通、女性の身体は月に一回リセットされるようになってますね。身体のお掃除と一緒に感情もいったんささーっとお掃除ができる。(らしい・・僕にはわからないことが多いけど^^;)

ところが、いろいろなところでいわれているように目とか頭を使いすぎると(他にも電磁波とか食事とかいろいろありますが)、骨盤の開きが鈍くなってしまいます。

そうすると生理周期が乱れたり、スゴク痛かったり、無排卵になったりといろんなトラブルが起きてくるみたいです。

あと、骨盤の開き具合が小さくなってしまうと、やたらとキーキーしていまいます。だから「ゆるめる」が今流行ってるんですね。

で、今日はゆるめるだけではよくならない、という話です。

ゆるめるって確かに大切です。でもゆるめるだけでは弊害もあります。

整体とは集中とリラックス時の幅が大きい状態、よく伸び縮みする弾力のある身体です。ゆるむのは心身の休息の状態ですので、これを今度はキュッと集中させる、絞める力、纏める力がいるんです。

だからリラックスリラックスといって瞑想みたいなことなんかをだらだらやっている人はときどき毒にも薬にもならないような精神状態になっていることがあります。(すいません・・でもそうなんです。)

それはそれで楽なんですが、それだと人生に対する意欲というのが出てこない。だから緊張・弛緩のバランスが大切なんです。

そのバランスをとっているのが身体でいうと仙骨というお尻の骨。

仙骨の刺激を通じて骨盤の開閉をスムーズにするとやがては身心共に安定していきます。

たとえば女の人で生理がツライ人は月経の前にこの仙骨を蒸しタオル温めるとラクになることがあります。やかんでお湯を沸かして絞って、乾いた布の上から当てます。一回を5~6分くらいでいいです。

こうしてちょうどいい温度で刺激して、骨盤が開ききることが上手くできると今度は、「閉まる」がきちっといく。

そうすると、肌のツヤも変わってくるし行動も思考もスマートになってきます。

仙骨を鍛えていくと、休めるときは休めるし、やるとなったら仕事も運動も勉強も恋もばりばりできるようにもなってくるんですね。

それはいたって「自然」という状態なんですけど、自然を壊して発展してきた人間にとってはこういうちょっとした訓練がいるんですね。

そういった訓練法は最終的には活元運動に集約されますが、学べる環境が近くにない方は先ほどの仙骨蒸しタオルを寝る前にやってみてくださいね。

生理がツライ人は、1~2週間位続けてみると変わってくるかも。(人によっては変わらないかも・・^^;)あと、熱すぎても効きません。やけどには気をつけてくださいね~。^^

感情の波と生理痛の関係

ここのところ朝は涼しいを通り越してちょっと寒いですね。春冷えというのはあるけど、この場合は梅雨冷えです。あっひーの家は夏涼しくて冬超寒い造りなので、ふとんもパジャマも今、冬用にしてます。

冷えて背中とか肩がこった人は朝 足湯をしてみてくださいね。

女性は整体で気が整うと一晩でも身体がてき面に変わります。女の子は恋をするときれいになるという定説も、男子にはあんまり言いませんよね。実際はちゃんと男にも変化はありますけど。

男性と比較すると、感情の影響が直で反映されるところが女性らしさといってもいいです。(もちろん男性も心と体は一つですし、個人差もありますよ・・)

いわゆる不快情動というのが身体に悪い影を落とすのですが、何か嫌な思いをしても、そのことをはっきりと自覚している時は身体への影響はわりかし少ないです。あと、大きな刺激よりも小さな刺激の方が、じわっ・・じわっ・・と知らないうちに身体に響いてくることがあります。

具体的には「おトイレに財布落っことしたー!(大変ー!)」とかっていうのよりも、「駅で変な人とぶつかった・・・うぅ、」、とかっていう「まあいいか」みたいなちっさいことが存外にコリを作ったりするみたいです。

そういう心の動きを身体から読み取ってコリを取り除いていくと、またいつもの動きやキレが戻ってきます。女性の生理の周期なんかも感情の状態とリンクしているので、不安や不快感が募ると周期が乱れたり止まったりしてしまうようです。

だから女性のフィットネス本とか読んでもストレスをあまり溜めないようにしましょうね、というのですがそんなこと言われても~、という風にみなさん思われるんじゃないでしょうか。。。

野口整体で観るのは心とか生活とかその人とまわりの生活環境も含めた全体です。けど、直接技術を用いるのはやっぱり個人の身体です。だから感情から始まって肉体に現れたものを、操法では肉体の刺激を通して心にフィードバックしていく。

そして心が落ち着くと呼吸が深くなって、身体が治りはじめる。自律神経系も整っていきますから生理痛や生理不順だって改善する余地が出てくるんだと思います。・・・

この続きはまたいつか。

生理痛の骨盤に効く蒸しタオル

やっぱり湿気の時期は食欲が減るみたいだ。今は普段の7割くらい・・。でもお米をあまり食べないでいると梅雨の時期でも朝のムクミがない。タイムリーな減食は古来より健康法の王道である。

気が付くとうちのお客さんの男女比は・・・というか来る人、来る人、女の人ばかりになってしもうた。かつては女の子が怖くて高校は近所の男子校に行ってたくらいなのだが、今は女子のみなさんのご相談に応えながら幸せに暮らしている。神様って粋なハカライするよね。

僕が学んでいた環境下もそうだったけど野口整体の世界って比較的女性の支持者が多い。

男の人場合はウチにも「治療」を求めて起こしになる。でも僕は「ぎっくり腰一発解消!」とかできない非力なタチなので(ぎっくり腰にならない心と体造りはできる)、一般的な「整体」をもとめてお越しになるとアテがはずれるのかもしれない・・。

整体の愉気というのは「その人の治る」をちょっとだけ助ける技術だから。

西洋医学的な治療観から、温める・癒す・育むという整体独特の健康観や考え方に短期間でシフトしていただくのもやっぱり女性のお客さんのほうがスムーズだ。

指導中によく泣いたり笑ったりされるのも女の人で、身体をしっかり感情の発露として使っていけば余計な病気の大部分はなくなっていくはずだ。

抑えつけた感情は時がたつにつけ、大きくなって体の「病(やまい)」となって返ってくる。泣くべきときにしっかり泣いている人はいつも元気だ。泣くだけ泣いた後の心には、悲しみはもうない。

整体が願うのは人間を自然の波に帰してあげること。そこは生命時間というか「リズム」をなによりも重んじる。妊娠や出産というのはまさに波そのものだし、生理だって波ですよね。

身体の波に逆らわないできちっと触れることができれば、個人差はあれどだんだんとゆるんでくるし、整体の後一晩眠って肌がきれいになったりもする。

僕が男なので初回から直接生理のご相談を受けることは稀ですが、整体指導や活元運動を続けていると生理の周期とか痛さが落ち着いてきました、という声はよくお聞きする。薬もやがては飲まなくてよくなります。

そうは言っても生理がツラいということは外からしか見れない僕には永久にわからないところが大部分ですけど・・。ただそういう人には共通する身体の疲労のしかたというのはあって、一般に目と頭の過緊張状態が多い。頭では耳のすぐ上辺りが張っていてカタイです・・。

パソコンで疲労したら目を蒸しタオルなどでよく温めると、目から肩、肩から骨盤の順番でゆるんでくるので自律神経系とホルモンのバランスはある程度なら生理痛の改善ができます。

あとは夏場でも足首の冷えに注意することでしょうか。オフィスのエアコンが強かったら足首にレッグウォーマーなんかを巻いておくだけでもけっこう違うと思います。そしてハイヒールははかない!(キッパリ)

もう少し男女の身体の違いというところに社会や教育の目が向くと婦人科系の悩みは今よりも減らせます。でもたぶんだけど野口整体がホントに必要になるのは300年~500年くらい後だと思う。

それまでも必要な人には知って欲しいんだ。だからこれからもブログ書きますけどね。ではねー。

目と蒸しタオル
電子レンジは使わない。やっぱり火がいいよね。

不妊治療と言わずに

昨日はしばらくぶりにお越しになったお客さんが赤ちゃんのお顔を見せに来てくれました。ぅ~ん、可愛いかった・・子供苦手なんですけどね。。

あらためて、生まれたばかりの身体っていろんなところがよく動くんだな~~って思いました。オムツをしない整体育児で通している気合の入ったママさんだ。

「なかなか赤ちゃんができない」というのが当初のお悩みだったのですが、通院しながら半ば忘れかけた頃に妊娠したのがおよそ1年半前。早いなぁ。

具体的には足を温めてよく眠れるようにした気がしますが、今にして思うと、「気が落ち着いたこと」、「心ががゆるんだこと」が結果に繋がったと思う。

整体を始めてからわかったことですが、今って「結婚してから赤ちゃんがなかなかできない」という方は決して珍しくないのです。というか以外に多いんですよね。

そして、お子さんができない時にみなさんが取られている方法は

主に・・・

・自然に任せて待つ

・病院に相談する

・はり・灸に通う

・・・くらいな気がします。

どうも、「整体」に行ってみようか。という方は少ないみたいですね。

これまで仕事として妊娠出産の経過を見ながら感じたことは、

妊娠・出産は何より「気分の状態」が優先される

ということです。

だから今の悩みや症状を平癒にもっていくためには、気や心を乱しているものを取り除いてあげればいいのです。(基本的に‥)

それは体から無駄な力を抜く、ストレスに抵抗できる呼吸と姿勢を作る。という、これが全てといっても過言ではありません。

私は基本的には、「命は神さまが決める」と思っていますが、その一方で「自分がどういう行動をしたのか?」も同じくらい重視しています。

いつも思うのは、不妊治療のために「膨大にお金がかかること」、「リスクの高い行為」はお勧めしません。

まずは活元運動から始めていただいたらいいなと思うのです。^^