生理痛の骨盤に効く蒸しタオル

やっぱり湿気の時期は食欲が減るみたいだ。今は普段の7割くらい・・。でもお米をあまり食べないでいると梅雨の時期でも朝のムクミがない。タイムリーな減食は古来より健康法の王道である。

気が付くとうちのお客さんの男女比は・・・というか来る人、来る人、女の人ばかりになってしもうた。かつては女の子が怖くて高校は近所の男子校に行ってたくらいなのだが、今は女子のみなさんのご相談に応えながら幸せに暮らしている。神様って粋なハカライするよね。

僕が学んでいた環境下もそうだったけど野口整体の世界って比較的女性の支持者が多い。

男の人場合はウチにも「治療」を求めて起こしになる。でも僕は「ぎっくり腰一発解消!」とかできない非力なタチなので(ぎっくり腰にならない心と体造りはできる)、一般的な「整体」をもとめてお越しになるとアテがはずれるのかもしれない・・。

整体の愉気というのは「その人の治る」をちょっとだけ助ける技術だから。

西洋医学的な治療観から、温める・癒す・育むという整体独特の健康観や考え方に短期間でシフトしていただくのもやっぱり女性のお客さんのほうがスムーズだ。

指導中によく泣いたり笑ったりされるのも女の人で、身体をしっかり感情の発露として使っていけば余計な病気の大部分はなくなっていくはずだ。

抑えつけた感情は時がたつにつけ、大きくなって体の「病(やまい)」となって返ってくる。泣くべきときにしっかり泣いている人はいつも元気だ。泣くだけ泣いた後の心には、悲しみはもうない。

整体が願うのは人間を自然の波に帰してあげること。そこは生命時間というか「リズム」をなによりも重んじる。妊娠や出産というのはまさに波そのものだし、生理だって波ですよね。

身体の波に逆らわないできちっと触れることができれば、個人差はあれどだんだんとゆるんでくるし、整体の後一晩眠って肌がきれいになったりもする。

僕が男なので初回から直接生理のご相談を受けることは稀ですが、整体指導や活元運動を続けていると生理の周期とか痛さが落ち着いてきました、という声はよくお聞きする。薬もやがては飲まなくてよくなります。

そうは言っても生理がツラいということは外からしか見れない僕には永久にわからないところが大部分ですけど・・。ただそういう人には共通する身体の疲労のしかたというのはあって、一般に目と頭の過緊張状態が多い。頭では耳のすぐ上辺りが張っていてカタイです・・。

パソコンで疲労したら目を蒸しタオルなどでよく温めると、目から肩、肩から骨盤の順番でゆるんでくるので自律神経系とホルモンのバランスはある程度なら生理痛の改善ができます。

あとは夏場でも足首の冷えに注意することでしょうか。オフィスのエアコンが強かったら足首にレッグウォーマーなんかを巻いておくだけでもけっこう違うと思います。そしてハイヒールははかない!(キッパリ)

もう少し男女の身体の違いというところに社会や教育の目が向くと婦人科系の悩みは今よりも減らせます。でもたぶんだけど野口整体がホントに必要になるのは300年~500年くらい後だと思う。

それまでも必要な人には知って欲しいんだ。だからこれからもブログ書きますけどね。ではねー。

目と蒸しタオル
電子レンジは使わない。やっぱり火がいいよね。