お産の家

いのちのために、いのちをかけよいのちのために、いのちをかけよ

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吉村正さんというお医者さんが書かれた本です。(表紙のおじいちゃんです。)TVにも何度か取り上げられているそうなのでご存じの方も多いと思うのですが、自然の妊娠・出産を擁護・支援するこの吉村さんの主宰される施設でのお話です。http://www.ubushiro.jp/

お産の家という木造の古い建築様式で建てられた家屋で、妊婦さんはここで毎日薪割をしたり、雑巾がけをしたり身体をよく動かして出産日を迎えるという内容なのです。そうすると出産にまつわる事故や、難産が少なく(というかほとんどない)産後の経過も母子ともにとても健やかに過ごせるというのです。

野口晴哉師の『整体入門』は文明生活を見直そう、というところから始まるわけですが、現代は外での労働や家事で体をあまり動かさないようになったことで起こるいろいろな問題があるわけですね。その分お金をかけてスポーツクラブに行ったりサロンに通ったりという必要性がでてきて、日本ではそういう産業が成り立っているのですが。

身体の自然を信じて生きることが健康に生きる近道なのだと近頃はますます感じます。これから、お母さん・お父さんになるという方にはぜひおすすめしたい一冊です。あと合わせて全生社の『誕生前後の生活』も読むとほぼ完璧!?(^^)