たまにお客さんに、「少し(筋肉を)鍛えた方がいいですか?」って聞かれるのですが、鍛え方によってはかえって痛くなったり悪くなったりするのでなんともいえない。
昔の「うさぎ跳び」がどれほどひざと腰に悪かったかを思うと、なんでも鍛えればいい、とはいいづらいのです。
鍛えると聞いて私がすすめるのは「腰割り」というスクワットのやり方と呼吸法だけです。
自分では2年くらい前から呼吸法を熱心にやっていますけど、からだの内側から、横隔膜をよく動かすと姿勢は比較的かんたんに整えられます。
普通の生活で腰痛をなくす程度なら「腹筋」とか「背筋」はやらなくていい、というのが自論。
筋トレの多くは建築でいえば外壁を固くする方法。
呼吸法は柱や骨組みの位置を正す方法。
なので呼吸の訓練の方が年をとったときも有効に作用します。
近い将来、妊娠・出産にも役立つ呼吸法の教室をやっていこうと思ってます。
今は活元運動の会で少しやってますけど、自分で自分のからだを整えたい人、いっつも肩こりしてます、という人は予定が合ったら一度参加してみてください。
少ない人数で懇切丁寧にご指導しています。