僕が野口整体に浸りきりになって7~8年くらい経ちましたが、ほんとに西洋医学の薬にはお世話にならずにこれてます。
整体の仕事をしていて、長期にわたって投薬を受けている人はお身体が変わっていきにくいということもわかってきました。
少し前に安保徹さんの『薬をやめると病気は治る』という本を読んだのですが、やっぱり痛み止めなんかは身体を強く冷やしてしまうので、痛みも消えるけどいっしょに治癒力も失せてしまう、らしい。
以前ペインクリニックに通っている女性が来たときに、どこもかしこも冷えていて、触れているだけでもぞくぞくしたのを思い出した。
また睡眠薬を常用している方というのもいくつか共通の疲労が現れます。
おでこに触れると中が動いていない感じがします。何か前頭葉がぼわん!としてる。
こんな風に、にぶり現象が起きたら自然の力で治るのはむずかしい。
そういえば春ごろに夜何時になっても眠れないので睡眠薬を常用しています、という女性がお越しになった。
病院でお薬を処方されてから、生理痛が辛くなって困ってますと言うことだったのですが初回のときに愉気をしたら間もなくコトっと寝てしまった。
それからご自身でお薬をやめたら普通に眠れるようになって、生理も普通に戻ったという話で、この場合身体がつらかった原因はなんだったのか考えさせられる。
全ての薬には程度の差はあれ依存性があるので、長期間投薬をうけた人はやめようと思ってもなかなかやめられないのが実情らしい。
でもやっぱり何もしなくても元気な人を増やすが仕事なので、お薬に対するスタンスは堅持しないとね。
それを自分の生き様で示すのがお仕事なのですけど。