活元運動の反応期に気をつけること

活元運動でも整体指導でもやっていればやがては反応が出る。

下痢をしやすくなったとか、38度以上の熱をよく出すようになったとか、そういうものがよくある反応である。くわしくは昨日の記事で書いた。

活元運動の反応とは

「好転」反応といはいっても経過中は苦しいこともあるので注意はいる。

身体の変動期というのは良くも悪くも刺激を受けやすくなっている無防備な状態なのだ。

まず弛緩反応期というのは、とにかく弛めるということに尽きる。環境がゆるすならよく眠って、ごろごろしていると経過がよい。

ところが過敏反応期に入ったら、あちこちに痛みが出ても熱が出ても、動きたければ動くようにする。意外と動けるのがこの時期である。

そして排泄反応期になったら、反応の出かたに応じて熱刺戟を使うのもいい。

たとえば風邪を引いたのなら、のどの痛みや頻尿など呼吸器・泌尿器系統の風邪の場合は踝(踝)から下を熱めのお湯につける(足湯)。

これとはちがって下痢や腹痛のような消化器系統の場合は膝から下を同様に熱めの湯につける(脚湯)。

時間はいずれも5~6分程度。両足を見比べて、赤くなりにくい方があったらそちらの足だけプラス1~2分つける。

熱が出た場合は、後頭部を蒸しタオルで40分ほど繰り返し温めると、もう一つ熱が上がって経過を助けることになる。後頭部は体温調整の急所である。

まあ反応期は全般に冷やさないことが大事だ。

そして反応の全工程が終わったかというときに、だめ押しにもう一度安静にする。

病気の予後と一緒でいきなり活発に動き出すのは良くない。身体の要求にしたがって動けば問題ないのだが、その辺りが曖昧な人は多いので、一応のガイドは必要である。

何にせよ好転反応をひと通り経過すると改めて身体は丈夫になる。この辺がようやく整体の入り口に立った、というあたりだと思う。

これで整体入門だ。