5月26日 横浜活元会(愉氣の会)

明日5月26日朝9時30分より、横浜大口の愉氣の会で活元運動の指導をいたします。

ご参加を希望される方は25日夜8時までに、メール、もしくは電話でせい氣院までお知らせください。

初めての方はご連絡頂いた際に場所をご案内いたします。

その他詳細についてはこちらをご覧ください。→横浜活元会

活元会(4月)

今日は活元会でした。

初めての方もいらっしゃいましたが皆さんいっしょに良い運動ができました。活元運動から上手に集中していけたので愉氣法もきれいにできて良かったです。

来月の活元会は5月26日9時30分からです。

ストレッチで引き起こす仙腸関節の痛み

今日は仙腸関節の痛みの話です。

その前に、まず仙腸関節ってなんですか?っていう所から
↓↓↓これです、ハイ。(^^*)ニン!

ストレッチなんかで伸ばすと気持ちいいところですね。ですがやりすぎるとときどきピリッ!と痛めることがあるんです。
医学的には仙腸関節は堅固な靱帯で結ばっていて、あまり(というかぜんぜん)動かない、と長い間考えられてきたようです。(最近は認識が変わったようですが)

ですが、整体ではここの動き(可動性)をかなり重視します。女性の場合は特に。
男の場合はそれほどでもないのですが、女性の場合は胃潰瘍でも甲状腺の病気でも喘息でもバセドウでも、骨盤(仙骨と腸骨)の生理運動の結果としてみていくのですね。(・_・)ウン!
確かに仙腸関節はそんなにゆるゆるとは動かない。だけどここの不随意的な動作が生命活動の根本を司ってるんです。

特に女性は骨盤が急所ですから。力で伸ばそうとするのだけは、あまりやらないで欲しいのです。(・_・)アブナイョ‥

例えば、うつ傾向の人なんかは仙腸関節がぎゅーーっ!と縮んで稼動域が極端に狭まっている。

そこまで行かなくても精神的な欲求を抑圧されると人間は骨盤がわずかに縮むんですね(また体質的に縮みやすい傾向の人がいるんです)。

でストレッチっていうのはこの不随意的に縮んだ関節を随意的に伸ばして正常化しようとするこころみです。

ところがですね、

だめなんですよ、コレが(・_・)パリキツ!(←倒置法)

なんでですか?っていうと、

不随意、つまり無意識に縮んだところをぐっとひっぱると、凍ったゴムを引っ張ったように割れてしまうのです。これが仙腸関節のケガ(捻挫)です。

こういうことで引き起こされる傷みが結構あるんですね。
以前うちに来た人で、ヨガの教室で痛めた!という方もいました。

つまり不随意というところ、むずかしい言葉では錐体外路系と言ったりしますが(今日専門用語多くてごめんなさい)、スポーツ選手でも、大事な試合で靱帯とかアキレス腱みたいな場所を痛めることが多いのです。

なんでですか?っていうと、
つまり自然界というのは硬いものから毀れるんです。(・_・)ウン!

例えば、岸壁に波がパシャパシャと当たりつづけると崖の方が削れてきますね。
地球創生以来、水が削れたという話はないですね。

例えば、歳を取ってどこからよわってくるかと言うと、「歯」なんです。
だけど「舌」はほとんどの人が死ぬまで使えるでしょう?
これが「剛」と「柔」の性質なんです(人体にはどちらもバランスよくあるからいいんです)。

身体は固い時によくケガをします。
そしてそれは、ほとんどの場合、不随意(無意識)的な緊張がそうさせるのです。

それで、この不随意的な緊張を緩めるのはやっぱり「不随意」なんですね。
つまり無意識、意識以前の働きです。ストレッチって言うのは硬く縮んだものを「意識的」に引っ張って伸ばそうとする行為です。またマッサージなども、固いものを意識的にこねて柔らかく戻そうとしているんですね。

ですがこれ、「物」だったら確かにこの方法でもいいんです。
でも人間はモノ(無機物)ではないので固いところをぎゅうきゅうこねると余計に凝ってしまうのです(・_・)ウン!
これは反射的な防御体勢です。

むしろ意識を主体とした方法で、身心をリラックスさせる方がずっと効果があるのです。しかも安全です(これが大事!)。

それで整体の場合はこういう不随意的な緊張をとるためには活元運動というのがあるのですね。
活元運動の最中は、とにかく頭をポカンとする。というんだけど、つまり活元運動をするその間だけ随意的な意識活動(顕在意識)が休止することになります。
そうすると、自発的に緊張がゆるんで不随意筋あるいは靱帯がゆるんで弾力が戻っていきます。

仙腸関節というのは特にそういう影響が強い場所とみるんですね。
だからせい氣院では、活元運動をすすめているのです。

普段あんまりすすめてませんが、このブログは活元運動のすすめです。^^;
自分でもよく忘れかかってます。(笑)今月もみなさんで活元運動をやりましょう!

3月の教室

■3月の教室についてお知らせします。

3月5日(火)活元会 茶室

3月18日(月)愉氣法 せい氣院内(定員6名)

3月24日(日)活元会 茶室

■ご持参品

お着替え(なるべく化繊でない)柔らかいものとハンドタオル

料金 2,500円(18日のみ2,000円)

参加を希望される方は前日までに電話もしくはメールでお知らせ下さい。

しばらくの間ブログの更新がないですね~とお客さんからつっこまれ放題だったのだけど、アウトプットとインプットでは脳の使い方がずいぶん違うと思った。

こうやって、わさわさ話ができるのは、高調期だからで、閃きがパシパシ奔ってるわりに、記憶力は乏しい。

整体では「波」を重んじるが、これは別に取りたてて言うほどのことでもない。

漁師だったら潮の干満に順じて生活していないと命を落とす。これは林業でも農業でもなんでもそうだと思うが、人間だって自然の一部なのだから理合いを無視して動けば毀れる。

こういうと誰にでも「そりゃそうだ」と言われそうだが、波を乱す行為が「治療」としてまかり通っていることは意外と多いから軽視できないのだ。

ポジション的に「薬はのんでいいんですか?」と、ときたま聞かれるが、操法を受けた後でこういう質問がきたら自分の負けだと思っている。

先月風邪の方が来たときに、「あと3日くらいは苦しいと思う」といったら翌日の夕方には経過してしまった。波を読み違いえたのだが、本人は安心したらその場で治ってしまったといっていた。静かにしてると波はスムーズだ。

「待つ」という行為を技術にまで昇華したのが整体だけど、身体を壊すもとの多くは「焦り」の気持ちがある。

引き潮の時に早く早くといってバケツかプールの水をひっくり返したくらいでは、どうにもならないことぐらいは知っているんだが、こういうことを体感的に身に修めていくことが整体だ。

いざとなると待てない人は以外に多いので平素から訓練がいるのだ。うちの整体操法の照準はここに合わせてあるし、愉気も活元運動もそのためのシンプルメソッドと位置づけしている。

やっぱり活元運動を 一人の幸せはみんなの幸せ

毎朝走ったり鍛え方をいろいろ工夫しているうちに自分の立ち方はずいぶん変わってきた。年をとると筋力が落ちるせいか自分の重心の位置が正確にわかるようになってくる。重心位置さえ狂わなければおかしな病気になることはまずないだろう。

もはや自分の健康は容易に保てるのだけど、これをどう言えば人に伝わるのか最近は一生懸命考えている。せい氣院に通っている人は女性が多いので筋トレみたいに身体を鍛えてください、というのはセンスにかけるしつまらない。

現行では足の裏の中央に重心を落とすために足心で立つことを勧めている。だがやっぱり僕の手持ちの武器は活元運動の誘導だ。これなくして体が整う道はないと思い始めている。うちのテイストは「気」の訓練場である。

以前はあまり意欲が沸かなかったが、最近はやっぱり活元運動をみんなでやる環境を提供したいので近々再開しようと思う。本当に人を癒すのは愛情と体温だ。温かな人が増えれば日本はもっと良くなると思う。肉体を通じて心を一つに結んでいきたい。一人の幸せはみんなの幸せ。世界は一つ、みんな一つなのだ。

横浜活元会

昨日は横浜大口活元会でした。

去年か、それか一昨年か、とにかくはじめたばっかりの頃は、なかなかみなさん活元運動が出なかった。

それが最近はちゃんと、少しずつですけど活元運動が学べる、そういう環境になってきました。

この違いは「なんでかな~?」と思ったんですけど・・

以前とくらべると、私があまり熱心に運動の誘導をしなくなった。そういう風になってきたらようやく自発的に出るようになってきたんですね。

本当に、きちーっと活元が出ると身体中の一切のこわばりが抜けてきます。

「もう生きてるだけで、あとは何もいらない・・」そういう感覚になるときもあるんですね。

続けていくとそういう時が出てきます。

我執を捨てるというと、高尚過ぎるかもしれないですけど、最終的にはそういうものを求めていけるのが整体の世界奥深さですね。

ぜひぜひ続けていただければと思います。

そして、終わってからみんなで大口駅東口のこだわり空間喫茶店、『ミカンバコ』へ

整体にまつわる話題でいろいろお話させていただいたんですけど・・

・・そのときの話をまた次回に^^

横浜活元会

今日は整体教室のお知らせです。

12月の活元会の日程は

2日(日)13:30~16:00

10日(月)14:00~16:00

です。(いつものお茶室です)