今日は「肩こり」のお話をいたします。
「肩こりはもんでも治らない」、いやそれどころか「肩こりはもんではいけない」ということが一般の方にもしられています。
もちろん当院でも「揉む」ということはいたしません。
やることっていったら、
まず、観察です。
「なんで、こんな肩(&背中)になられたのか・・?」
まずはそこがスタートラインです。
そして、
お話を伺いお身体に触れることでいろいろな原因が考えられます。
身体は、怒ればコル、許せばユルむと言われておりますが・・
順番的にはむしろ逆なきがします。
カラダがゆるめば大抵のものはゆるせます。
そして、
腰や肩がかたくなると、許せなくなります。
だから、
ゆるむことが大切なのです。
ですがそれには、
順番があります。
肩こりは肩に何か刺激をした訳ではありません。
むしろ肩をよく使ったときのほうがこらないですね。
結果として肩がこってるけど、「原因」は遠いトコにあることが多いのです。
肉体の中だけでみると目とか骨盤とのつながりは太いけど、
だからといって目とか骨盤を直接刺激するわけでもありません。
それよりも、
「この方はどのようなお考えなのか?」
と観察いたします。
いわゆるマインド的な問題。
そこを転換するために必要な刺激を、肉体に与える。
そして、
カラダが変わることで、ココロが変わる。
ココロが変わることで、言葉や行動が変わる。
行動が変わると習慣が変わって、
習慣が変わるとやがて人生が変わる。
と、このようになりますね。
ふつーに「肩こり解消法」などを書いた方が喜ばれるかもしれませんが・・。
不器用な漢、あっひー先生(ー。ー)フッ!
でもね、
なになに体操でも、ナントカ療法でも、ハウツー・セオリーみたいのは、なんかいろいろあるけど、
カラダって千人いたら千人みんなちがうんです。
一万人なら一万人ちがいます。
だから、○○病気になったら整体ではどうするか?と聞かれても
わからないのです。
AさんのガンとBさんの○○病は原因がちがうのです。
まず、仕事がちがう、
暮らしている地域がちがう、(気温とか)
食事がちがう、
家庭環境、家族構成もちがう、
そもそも性別がちがえば身体が全くちがう
こんなにあっちもこっちもちがうのに、
一つの病名に対して同じ薬、同じところにハリをうつ、などという対応は、
「ない」(・_・)キパーリ!
万人に合うものは・・、
「個人」には合わない。
人間のカラダは・・、
「機械」ではない。
・・・ということです。
今、病気があるなら、それは自分の身体をより深く理解したときに消えていきます。
身体においてもそう、
人生の「病気」もそうですね。
「原因」を自分で考え始めたときに、はじめて「治る」可能性がでてくる。
と思うのです。
自分で自分のことを真剣に考え始めたときに、私ははそれを手伝うことができます。
そういう話です。
あれ・・・
肩こりの原因は?(・_・)
今日はこれにてm(__)m