最近読んだ本で、『人生を変えるトラウマ解放エクササイズ』
っていうのがあったんですが、
これが、
・・・・・・
・・・それはもう、すっごいんですよΣ(・□・
で、
トラウマとはなにか、という話からいくんですけど・・
トラウマって心の問題として考えられますが、これを身体の様子から見てみます。
腰の中心にある、きんにくんの大腰筋、ビックリしたりとか、コワイ思いをしたり、精神的に嫌なストレスがかかると、ここが縮んでこわばるんですね。
よくイヌがおこられたりしてしょげると(ネコも)しっぽが「くりん!」っておなかに巻きますね。
あれは・・
たぶんなんですけど、
仙骨の前側の臓器、つまり生殖器をとっさに、そして本能的に、守ろうとするんじゃないかな・・・?と、思うのです。
ここをやられたらおわりだ!って思ってくるっと腰を丸めて急所のお腹を守る。
そういう種族保存のための防御の姿勢ではないのかと思っています(まちがってても今はいいんですが)。
それで、
人間には、しっぽはないけれどしっぽのなごりの尾骨と仙骨っていうのがありますね。
これが、緊張すると、「くっ!」っとおしりからおなか側に向かって丸まる。
そういうことがあるんです。
これがいわゆる「腰が引けた」とか「腰が立たない」状態。
でも、
キケンが去ったら、防御の姿勢からさっさともとに戻ればいいのだけど、人間っていうのは大脳が発達した動物であるがゆえにです、つい記憶したことが繰り返し出てきたり、そこから先を予測したりしてしまう。
具体的に言うと「あんなイヤなことがあった」、「こんなことが起こるかもしれない」っていう思い出とか、悪い未来の空想に支配されて今を「自由」に生きられない、そういうことが、けっこうありますね。
こういう時って言うのはほぼ間違いなく、腰(大腰筋)がこわばってる状態。
あと交感神経が過剰に働いていますから免疫力も低下してます。
なによりこの状態になると、まず積極的な良い思考が働かないわよね。
それと、アレヤコレヤいろいろ考えるんだけど、その先の「行動」につながらない。
どうしてかっていうと、
「行動」のもとは・・・
・・・「腰」ですから。
逆にいうと、
ここを集中的にゆるめてやることで、感情および肉体をニュートラルに戻すことができる。
そういう一連のプロセスがあるのです。
例えば「うつ」のような、心の問題みたく言われているものでも、せい氣院の整体では腰のこわばりやにぶり現象の延長と観るんです。これに限らず感情の出発点はぜんぶ身体なのですが。
それで、活元運動もしっかり続けていって運動がきちっと練れてくると、骨盤がふわっとなって呼吸が腰の中心まで入ってくる。
そうすると、腰の中央にある大腰筋もだんだんゆるむ、そういう習慣がついてくる。
そうすると、カラダのこりが消えたと同時に、負の思考の輪廻が「プッ!」とはずれて、パァーって目が覚めてくるんです。
それで、
ながかったですけど、こいうことが、昨日の『トラウマ開放エクササイズ』を読んでみて確信めいたものになったのである。
「整体」っていうのは、生命のはたらきが自然のリズムにそって、「さらさら」とね、流れている状態、だから「淀まない」っていうことです。身も心も・・
それでも・・・、生きてくうえでは、ある意味これが一番難しいんですよね、
そうはいいつつ人間に生まれたことの醍醐味っていうのもたぶん・・、この辺にあんです。
これを一生を通じてやっていく、
自分で自分をきちっと掴んでいる、
それが、真の養生・・・
そういう、まぁ「道」なのです・・ね。
野口整体っていうのを、
ぼくはそういうふうに学んできたんです。
今、生きてるって言うことは、
結局は生まれてから少なくとも一度は、誰に愛されたんですよね。
そしたらトラウマだってね、自分できっちり見極めて、(これが潜在意識教育)
自分で自分を癒して、
そうやって、生きられるんではないですか。きっとね
それで、もし・・・
命のおつりができたら、
それで、人を癒したりして、
今つらかったり悲しんでる誰かに巡り合ったときに癒してあげられたら、
それで、いーじゃんね(・_・)ドラァ!
だから、
そうういうことができる人が増えたら、
なんかちょっと、いい世の中になる。
そんなこと考えてます。
それで、自分のカラダがすっかりゆるんでるって言うのが人を癒すときの最初の条件なので、
愉気も活元運動もどんどんやっていこう、っていう話です。
はい。よかった最後つながった・・
あ、それで、
12月の愉気と活元運動の教室は
2日(日) 13:30~16:00
10日(月) 14:00~16:00
です^^
場所は神奈川区内のきれいなお茶室でやりますよ~。
おしまい。