おじさんはついていけませんでした

大晦日は太郎丸(5才)と劇場版シンカリオンを観に行った。あとミツコもいっしょに。

内容はまーとにかく、ついていけなかった‥。orz

話が読めん。。

頭からおしりまでロボットの変形シーンばっかりで、疲れたなぁ。

好きか嫌いかでいったら好きだけど、観に行ってよかった、とも思うけど。

エヴァも出てくるし、発音ミクもいるし、ゴジラとかもはやなんでコラボかわからないし、いろいろ詰め込みすぎて観てる方はかなり精神的体力が削られた。

しかしまぁ、なんていうか最近のアニメってあんまりギスギスした感じは好まれないのかなぁとか思ったりなんだり。そこに関してはホントにいいと思う。

昔のアニメみたいに「いじめっ子」とか「いやな奴」というキャラはほぼ存在しない。

それとは別に「暗い子」とか「周りと打ち解けられない子」、そして「感情表現のとぼしい子(できない子・わからない子)」というキャラクターは今や定番なのかもしれない。

そして最終的にはこころを開いて「仲間は協力し合う」という構図になる訳だけど(今回の映画の筋とは外れるが)、これが(日本の)「現代だ」といわれればそんな気がしないでもない。

ごく主観的なものだけど、さっきも言ったように現代っ子にはギスギスしたものや殺伐とした感じを受けることはあまりない。

まあネット上でのいじめとか暴力はむしろ上昇傾向になるのかもしれないけど、顔を見て話すとそういう暴力性みたいのものは裏側に隠れてしまうのか、直接的に感じることはそれほどないのだ。

だいたい自分らの世代から「過保護」とか「温室育ち」なんていう言葉が横行したように思うが、当時は「だからだめなんだ」という角度の物言いが多かった気がする。

しかし「衣食足りて礼節を知る」と古語にもある通り、餓えればそれなりに荒れることもあろうし、満腹ならゆたっとするのが動物の性(さが)である。

そういう意味である面非常にゆったりした所があるのが「今時の子」の特徴なのかと思ったりなんだり。

一方で「最近の子どもは」とか「今の若者は」と言った時点でもう自分は淘汰の対象になってるらしいではないか。

だから単に「私が古くなった」という事実も受け止めなければいけないのかなとも思う。

とかまあなんだかんだ考えさせられることはあって、一応は楽しませてもらいました。

でもストーリーとかに関してはいろいろ思うところはあったなあ。まあそれはちょっとまた別の記事にしようと思う。