病気はツラい。
痛かったり痒かったり、或いはその病状を慮って余計に苦しんだり、「そんなことをあまり気にしてもしょうがないですよ」というのは心ある治療者の言葉ではない。
しかし病気を治すことだけに捉われる生活というのもまた辛いものである。
治療のために人生があるのではない。
人生を生きるために治療はある。
病気を治すことを考えつづけ疲れてしまったら、「ただ、生きてみよう」と思ってみたらどうかとふと考えた。
あなたには病気がないからそんなことが言えるんだ!とツッコまれたらそれまでなんだけど‥。
自然治癒によって治ったとき、大抵はもうそのことを忘れている。
昔からある言葉だけど、静養というのはスバらしい。
静けさを養うことだけが本当に魂を癒す、と思う。