この数日、「愉気」に関する質問をよくいただいたので、愉気の記事を書いていた。
書き書き・・
書き書き・・・すること小一時間。
納得いかない・・・・で、全部消す。
ちょっぴり角度を変えて「呼吸」から書いてみる。
呼吸・・
これは整体操法に力を持たせられるかどうかの要だ。
「愉気は誰でもできる」
これは本当です。
例えば、友達とか家族にやってあげるんなら咄嗟のときにすっと集中すれば「力」になります。
そして、
普段的に愉気の精度をさらに上げるとすると、「呼吸が大きくて深い」というのが条件。
合掌行気法と言う愉気の鍛錬法があるけど、これも呼吸で気を練るわけです。
活元運動もきちっと運動が出て、背骨、肋骨がやらかくなると息がふわりと入ってくる。
横隔膜の可動が増すことで心にゆとりもできてくるので、治るまで相手の変化を気長に待てる。
人間の丈夫さっていうのは横隔膜の可動性といってもいいのかな。
姿勢っていうのは身体の内側の「勢い」が「姿」となって現れたもの。
「勢い」というのは「息競い」(いきおい)つまり活発に呼吸をしている、ということ。
つまり、「姿勢」っていうのは「呼吸」が作るわけだ。
少し話がそれますが、私は10年前空手の指導員だったので、呼吸法はもっぱら空手の型で練っています。
なかなか有効なので、いずれは指導を受けられる方にもお教えしようかと思っています。
体幹とか体軸とかっていうのが流行ってるけど、インナーマッスルのトレーニングは素晴しいです。
でも、
これを飽きないで20年できますかって言ったら、
たぶん・・・
1年後には9割の人がやめてるし、忘れてる。
そして、たぶんですが・・・
かつてあんなに流行った「ビリーズブートキャンプ」を、
DVDみながら、今でもやってる人は、
日本で、5人くらい・・・(?)
でも、呼吸はいつもやっています。
これを正しく身に付けるということは、
一年365日、身体の中心から姿勢を直し続けられる。
すばらしい習慣です。
「どんな風にやるんですかって」、いうのはおいおいお伝えしますが。
呼吸が変われば世界が変わります。
息は自分の心ですから。
※10月19日の愉気の会は、お2人エントリーされてます。
少人数だと密度濃く教えられますので、
「普段習っているけど活元運動が出にくい」という方や
「愉気のやり方を深く勉強したい」と言う方は、
参加してみたください。