こないだ仕事中に「ぎっくり腰」になった。いい機会なので押し入れから操体法の本を出してきてゴソゴソ実験しながら痛みを取りましたが‥。自動車でも何でもそうだけど、新しいうちは無茶な使い方をしても車体が付いてくるが、古くなってきたら相応に無理は利かない。それにしたって人間の身体は車とは比較にならないほどよくできている。
ガソリン車に軽油を詰めてエンジンをかけると一発で壊れるが、人間は夕食後にケーキを食をべても一回では壊れない。人の作ったものと神様が創ったものの違いだ。それでも毎日続けていくと、何年か先にはそういう結果が待っている。この世界は、行いに見合った結果だけがやってくる。因果応報がわかればこの世の修行は終わる。
それはそうとぎっくり腰ですが、医者の不養生はよくっても(よくないか・・。)整体師の不整体は許されない。「痛み」や「苦しみ」というのは、「それやめなさい」という宇宙からの教えだ。簡単に言うと腹が痛くなったら食べるのを止めればいいし、息が切れたら走るのを止めれば、楽になる。
そんな感じで正しく動作するとぎっくり腰でも(軽度でしたからね)難なく仕事ができる。痛みが腰を中心とした正しい身体の使い方を教えてくれるんだ。結果的にはお陰で腰が痛くなるメカニズムを一つ掴んだ気がした…。今日の身体をどう使うかは一生を左右する大事、ヒトは身体に対する畏れをなくしちゃいかん。・・という天からのメッセージ。
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