1日休み

風邪をひいた。冷たい風に当たったからです。風邪の効用といったって苦しいものは苦しい。言いかえると苦しむべき時にしっかり苦しむのが整体といってもいい。

午前中にお越しになられた方に愉気してると一気に熱が上がってきた。仕事はしっかりできたのですがさすがに今日は体がキツイな、と思っていた矢先き、午後のご予約の方から相次いでキャンセル&日程変更のお電話があった。願ったりかなったりでその後は一日休ませていただいた。

こんな時にいつも僕は「これは神さまのあたたかい配慮かな~」とか、調子のいいこと考えてしまう。心理学のユングは人間はみな魂の奥深いところで繋がっていると言った。また野口先生は「人間というのは、意識以前の世界では、みんな一つなんだよ」と。一人の苦しみはみんなの苦しみ、一人の歓びはみんなの幸せ……

氣が極限まで鎮まると魂は遠いふるさとの記憶を思い出す。そして、自分と他者との深い繋がりに気がつくものだ。そこには「自」と「他」の区別もなく、無限大の「一」があるだけではなかろうか。(ぉぉ・・あっひーのアブナイ話になってきたよ…щ((゚ロ゚щ))キタヨキタヨ…)

人が本能的に他人の幸せを願うのも「あなたはわたし」だからだし、せい氣院の野口整体はまさしくここに立脚しています。目の前の人が元気になってくれれば僕もうれしいし、幸せだ。そういうあたたかい「愉気」ができる人が一人でも増えてくれれば、やった甲斐があったと言えるだろう。