立腰教育

昨日の晩、歯を磨いてたらインレーが取れた。(インレー、銀歯のことです)

秋って歯も活発に動くから、歯が痛くなったりする人がいらっしゃいます。

ただ、それが一過性のものだったりするから、秋は歯を削んないほうがいいっていう整体の考え方があるんですね。

この時期の歯の変動は腰を調整すると落ち着くことも多いのです。

あ今のは、前置きです。

先週のことです。

せい氣院に半年くらい通っているNさんが・・・「今日来るとき電車に乗ってる高校生があまりにだらしない座り方していて、それが気になってしかたなかった・・。」、とそんなことを言うので・・・。

ぼく「Nさん、それはNさんの身体がそれだけしっかりしてきたからですよ。」って、

Nさん「そうなんですかね?」

と、そんな話をしたんですね。

いわゆる、「ずる~っと、背もたれから座席にしなだれかかってスマホをいじってる」あの姿勢のことだと思うんだけど。

背もたれから座席にしなだれかかってスマホをいじってるあの姿勢

今風のカラダといえばそうだけど・・身体を観るプロじゃなくても・・、これで日本はダイジョブかなーと思うんです。

覇気がないのをやんわりと「草食系」かいって、可愛いけど、ザックバランに言えば「腰が抜けてる」っていう話なんですよね。

それでも草食動物ほどの野生があればまだいい方で、実際はもっとへなへなでしょ。

シマウマだって、ときにはライオンを蹴り飛ばすらしいですから。

さらに、本物の草食動物はかわいい女子を見っけたら自分からゲットしにいくはず。

野生の動物をなめちゃいかん。

 

まぁ、ホントに・・僕が子供の頃の30年位前と比べても、ずいぶんヒトの身体は変わったと思います。

昔の映画とか、コマーシャルフィルムなんかを見ると、格段に人間がヘナヘナしたように見える。

例えばアイドル、っていう人達でも・・・

以前は今ほど「集団」、グループとかユニットっていう、「セット販売」に頼ってなかったでしょ。それって「ピン」では人前に出れない人が増えたってことなんじゃないかなぁ。

松田聖子さんとかね河合奈保子さんとかね、例えば歌を歌うんなら一人で5分なら5分、ぱっとその時間とか空間っていう「間」をリードできる人がいたわけです。

「間を埋める」っていうのはこれは技であり能力です。りっぱな「身体能力」なんですよね。

別にグループが悪いわけじゃないんだけど、それだけ「存在感」とか「空間支配力」のある人間が減ってきたんだ・・と、そんな風に感じます。

それだけ少し前まではもうちょっと身体がしっかりしてたんです。

それは遊ぶんでも出かけるんでも、歩かなくなったしね、家ではきちっと座らなくなった。(正坐ね)

ちなみにぼくはファミコン直撃世代で、小2のときにスーパーマリをブラザーズが出たんです。

で、

あのファミコンを見たときに、

当時結構な数の大人が、「このおもちゃはまずいんじゃないか・・。」って・・「うちはファミコン買わないよ。」ってやってたんです。

結構ね、クラスの中でもそういう家があったんです。○○君の家はファミコン買ってくれないんだって、みたいのが。

でも、今は僕らの世代がお父さんになって、

子供と一緒にDSやってるって・・。な。

親指っていうのは、大脳の系統なのでこればっかり過度に使うからキレる人間が出来上がってしまうんです。(原因はそれだけじゃないけど・・。)

こういう、身体文化の推移があるわけで、その身体を出発点にして今の経済とか政治ができあがってるんでしょう。

明治時代の日本はいわゆる「近代国家」としては相当な発展途上だったのに、欧米列強と元気に張り合ってた。日露戦争のときなんか世界中から賞賛されましたよね。(えっ知らない?・・^^;)

で、

今はすっごい豊か(?)になったのに、

・・・ちょっと彼らにやられ気味ですよね。

そういうことです。

 

何が言いたいんですかっていったときに・・・

僕は整体をフルに使って、日本民族の誇りを取り戻そうって言ってるんです。

別に隣の国に文句言ってやろうって話ではなく。

少なくとも、国力を度外視して、どことでも対等に付き合えるようじゃないと。

それで、「民族の誇りで、・・私の腰痛は治るんですか?」っていったら、

それで治るんです。

本当ですか?って・・・、

本当です。

↓気合が入っていたころの日本人

読めばわかるんです。