自分の野口整体

せい氣院にお越しになった方とは野口整体ってなんですか?というお話をよくさせていただきます。これについては日進月歩で日々答えが進化するのですが…。

やはり活元運動を細やかに、丁寧に取り組んでいかないと整体が一(いち)手技療術になってしまう。燦然と生命を謳歌する、人間賛歌としての野口整体にはならない。そういうふうに今日は改めて思いました。

愉気だって温かな気持ちで相手を強く優しく肯定していかないと力にならない。そういうことを改めて思った次第です。

肉体を持って「この世に在る」ということは喜びとともに苦しさもあります。やはり‥。ただ苦しさを苦しみぬいて「光」に代わるためには相応に「真剣」になる必要がある。病もそう、怪我もそうですね。本気になって向き合えばやがてはそれがみな「ご利益」になり「光」に変わる。「幸せだ。」と言うためには闇(病み)を引っくり返せる強さを自覚することでしょう。

こうなってみると「今までの指導は何だったんですか?」という半ば申し訳ない気持ちにはなりますが、今までがあったから今日があり明日がある。ということでお願いします。。

仕事をする上ではこれまでと外見はさして変わらないかもしれませんが、掴みどころのない部分、言語化しづらい部分で違いが生まれてくるとは思います。

とにかく、じわりと歩き続けること。一歩あゆめば一歩だけ真理を踏みしめる。歩みを止めなければいいのです。野口整体を学びながらぽつりぽつりとゆっくりみなさんにも幸せになっていければと、そんなことを考えてやっています。