足の悲しみと母の思い出

昨夜のこと、太郎丸(息子3歳)を寝かしつけているときに「足がカナシイ~‥」といって号泣しだした。

何のことだかわからないけど、いろいろ触ってみていったら両方のふくらはぎに過敏痛あり。

あー‥昼間公園でだいぶ走ったらしいので、これはいわゆる「成長痛」みだいだ。

太郎丸のふくらはぎをさすりながら、自分も子供の頃遠足なんかに行った日は夜中にすごい足が痛くなったことを思い出していた。

母に足を高くしてもらってかかとをトントンしてもらうと、不思議と痛みが和らいで知らぬ間にうっとり夢の世界に入っていたものである。

当時の母曰く「わたしも夜足が痛くなると、おばあちゃんによくこうやってもらったよー」との由。

なんだかわからないけれど、子を思う親の気持ちって縄文時代から変わらない、いやマンモスを追っかけてた頃から変わらない気がする。

しかし「足が悲しい」って‥なんか伝わるものはあるけどね。

なんてごちゃごちゃ考えながら、ミツコと変わり番こでさすっていたら静かな寝息が聞こえてきた。

悲しみの果ては、すばらしい夢を見てください。