梅雨も極まって、多くの方が湿気の疲労でクタクタになってきている。
昨年までは「夏はじとーっと汗をかいて過ごさなきゃだめだ!」と根性論まじりに語っていたのだが、それなら熱帯雨林にでも行って生活したらいいじゃないか、と自問して「やっぱりエアコンを付けよう」という回答にいたった。
「苦しい思いをして何になるのか?」という、長年の苦行論に決着がついたという話でもある。
真面目に生きる、真剣に生きるとは、「苦しい事を率先して味わう」というようなこととは対極にあるものだった。
エアコンの「ドライ」のスイッチを入れるのに、ずいぶん遠回りしたことか。
シナシナにしっけた煎餅みたいになって仕事しているよりは、除湿をしてぴしっと働いた方がいいに決まっている。運動でも精神活動でも、苦しいのはみんな間違いだ。
ということで疲れている暇があったら、エアコンをつけましょう。