妊娠期に着る服の注意点を聞かれたので、自分なりに気づいた注意点を少し書いておきます。
まずゴムのような圧迫感のある服は極力排除しましょう。きつくてもゆるくても、いずれも外からの圧はない方がよいです。よく伸縮性の腹巻のようなものを付けている方がいますが、外から支えつづけると全般に身体がたるみやすくなるのでおすすめしません。
腰痛の方が骨盤ベルトを勧められることもあるようですが、これもお尻がたるんだり、人によっては恥骨が痛んだりします。
それから足元ですね。妊娠期はいつも以上に、「冷える」ということの注意が必要です。それも気を付けなければならないのは「足首」です。夏場に素足にサンダルで電車に乗ったりすると、思った以上に冷房で足を冷やします。足を冷やさない工夫をしましょう。
また、かかとの高い靴やサンダルを履きますと、膝、腰に負担がかかります。また足を挫いたりしますと、骨盤に影響が行きやすいので、妊娠期は靴底の平らなものを努めて履くと良いですね。
ですから、まとめると・・
・身体を締めたり圧迫するもはできるだけ着ない
・冷えに注意する(特に膝から下、足首やくるぶし)
・靴は平ぺったいものを履く
このへんを守っていただければ、まずまずじゃないでしょうか。
あんまりおっかなびっくりにならなくても大丈夫ですけどね。妊娠中は細かいことを「気にしすぎない」でぽんわり生活することも大切です。ただ「着衣の問題が気になる」という方は、一応の参考にしてみてくださいね。