ここのところ、通院されているお客さんに「おばあちゃんを観てください。」とかいわれたりして、お年寄りの相談が3~4件続いてました。
今頃は下痢でも、肩が痛いのも秋口の冷えの害がほとんどなので、操法をうけた人に朝晩の足湯を勧めてみるとかなりご高齢の方でも3週間くらいで良くなります。
中には、なかなか効果があがらない方もいるけど、お話をうかがうとそういう方は大抵病院めぐりをされていて何種類かの薬を服用している。
中でも高血圧の薬を出されていると、身体は…冷たい。
身体の働きを活発にするる整体と、身体の働きを止める現代医療は当然ながら同居できない。
例えると、頭から氷水をかぶりながら焚き火にあたっているようなものなので、お越しになっている方には信じられるどちらかに一本化することをおすすめします。
この辺の領域は立場上ご本人の気づくに任せるしかないので、観てる方は根気がいるんですけどね・・・。よくならないままご縁が切れてしまう事もあるので残念だ・・。
ちょっと前に、体を温めれば病気は治るというのが流行ったけど、ずいぶん乱暴な説だとは思いつつ8割ぐらいは正解かなと思う。
ただ「頭を強打したとき」だけは、かなりクリティカルなので温めてはいけない。それ以外の慢性の患いなんかは足湯だけでもけっこうな範囲をフォローできるのだ。
整体の本に蓄膿症で手術を予定していた人が、足湯をしたら3日でよくなったという話もあるので民間療法は侮れない。生きている身体はみんな温かいのだから、基本、温めるということは命を活発にします。
整体の現場で起こる現象はこんな風に当たり前のことばかりです。その反面「これだけでも知ってさえいれば」、というシンプルで効果的な対処法がたくさんあるのは整体のありがたいところですね。
足湯はこの時期から冬にかけては背骨の弾力を良くするカンタン方法なので、
風邪が長引いたり、体調がすぐれなかったり心当りの方はやってみてくださいね。