103歳になってわかったこと

今日は今年最初の活元会でした。お近くからも他県からもご参加いただきまして、みなさんお疲れ様でした。

さて、久しぶりに読書ネタです。昨年、読書の秋に脱読書宣言した私ですが(誰にも言ってませんでしたが)、結局また復活です。元の木阿弥。。(ー。ー)ちーん

一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い

103sai

ミツコと買い物先で目について、「103歳になったら何がわかるのか」が知りたくなって衝動買いです。幻冬舎はタイトルでやられる率が高いのです。そういえば、石原慎太郎さんが活元運動を紹介した『老いてこそ人生』も幻冬舎ですね。

その内容ですが・・・、「私には死生観がありません」と言うくだりから始まる第一章からして秀逸です。

p.10「これまで私は、長寿を願ったことはありませんでした。死を意識して生きたこともありません。淡々と、生きてきました。…考えたところでしようがないし、どうにもならない。どうにかなるものについては、私も考えますが、人が生まれて死ぬことは、いくら人が考えてもわかることではありません。現に、私になにか考えがあって生まれたわけではありませんし、私の好みでこの世に出てきたわけでもありません。自然のはからいによるもので、人の知能の外、人の領域ではないと思うからです。」

本当の真理を語ると必ずこういう身もフタもない話になりますね。誰だって考えたから生きている訳ではないですから。生きていれば考えることができるわけで、その「考えること」をやめるとどうなるのか、ここに全人類救済の鍵があるようだ。生命存在の急所を突く内容が散見するのでいくらでも感想が書けそうだけど、読み方は人それぞれ・・、気になられた方はご一読をどうぞ。