潜在意識と病気

今日は潜在意識教育と病気の話・・・

整体は顕在意識の画面に映らない「感情」を対象に技術を行なうものです。時には幼児期とかそれ以前の記憶も対象になりますけど、人によっては「そんな子供の頃のことが今(の病気)と関係あるの?」と疑問を持たれる方もいますけれど、

関係あるのですね。すごく。

例えば「思わずカッとなってしまった」と、そういうことがあったときに、それはもともと怒りの火種が身体のどこかにあったんだと、そういういう角度から問題を見ていきます。

幼年期に憤懣やいらいら、不安が多かったりすると、大人になってからも絶えず人と交戦的な姿勢をとったりしてしまいます。「思わず」やっていることですから、自分だけではこういう感情をどうこうしようとしても非常に扱いづらいのですね。

とにかく潜在的な負の感情から出発して世の中を見ていますから、日々生活をしていても、不快情動はたまる一方ということになります。そういう感情想念が積もり積もって30年後に骨格や内臓の形まで変えてしまう、ということもけっして珍しくないのです。

潜在意識というのは河川でいえば上流にあたります。下流の方に顕在意識と、さらにその先に身体があるのですね。

ですから上流から汚れた水を流し続ければ、やがて下流にもその影響が及んで、魚も住めないような水質や環境になりますね。

これをどうにかしようと浄化しようとする働きが「病気」なのです。

世の中の多くの「治療」といわれている行為は、この病気(生命の浄化作用)を中断させるものです。

表面に出ている病気とか、涙とか、笑い、照れ、怖れ、そういうものだけを対象として話をしていたらいつまでたっても、根っこにある、「その人」に触れられない。

人間生命を輝かせるための鍵は、そのずっと「奥」にある。

そこに触れたいのです。

答えはきっと奥の方、心のずっと奥のほう。

なのです。

(・▽・)