体癖

明日は横浜大口活元会です。

いつものお茶室の予約が上手いこと取れなかったので、明日はせい氣院の6畳の指導室でやります。(いけるかなー?:笑)

今日は体癖の話

背骨の中で腰の動きと対応しているのは全部で5つ。

この5つの骨(腰椎;ようつい)のどこを基点として動作するかで、その人の性格と生活様式までもが決まってくる。

「体癖」というのを、ぐぐ~~っ!と煎じ詰めるとそういう話です。

これ以上体癖を説明しだすと、ちょっとここでは書ききれない題材なので、大幅に割愛します^^;

とにかく身体の運動習性とその人の心象はがっちりリンクしているのだ、と、そういう風に覚えておいてください。

それでこれを整体指導の現場でどう生かすか?と言うことなんですけど・・

体癖について考えるとき僕はいつもアンデルセン童話の「みにくいアヒルの子」を思い浮かべるんですね。

実際にあの童話の教訓ってどういうことなのか、はよくわからないんですけど・・。(きっと教訓があるはずだ、という読み方は余計なのか)

読む人の心理状態で受け取り方にもかなり個人差はありそうですよね。

それで、整体を仕事にしているあっひーの立ち位置からみると・・

「生き場所」

という言葉がポン!って浮かんででてくる。

「あなたにはあなたの良さがある」

「あなたにはあなたの幸せがある」

そんな風に言っているように聞こえるんです。

だから、アヒルの群れに入った白鳥もつらいけど、逆にアヒルが白鳥の群れに入ってもきついんです。

そういうことです。

その人がその人らしくある、っていうことは本人並びに周りの10人(たぶん)を幸せにします。

そして、「らしくない生き方」にはまり込んでしまうと、その人を中心に不協和音を生んで、なんだかその集団全体に妙な緊張を作ってしまう。

そういうことって世の中にいっぱいあるんです。

体癖を理解するっていうのは「わたしらしさって何?」というのを自分の身体から出発して、自分をよく知っていくことです。

そして自分を知って、今回の命をしっかり使っていく。一度しかない人生を「出し切る」ということ。

こんなことが学べるのが野口整体なんじゃないかな・・?

だから動物占いとか血液型占いみたいのとちょっと違った角度で、人生を創る筋道として考えてみるといいかもね。

「あなたにはあなたの良さがある」

「あなたにはあなたの幸せがある」

ね。