なんとなくお腹に変な緊張をしょっている方が多いのですが、これも地震の余波といっていいのかもしれない。遠く離れた神奈川県でも死傷者が出る程の大規模震災だったがテレビで痛ましい報道をのべつ観ていると、それだけでも結構心身にこたえる。

左肋骨の下、胃袋の前は太陽神経叢といって細かい神経が叢(くさむら)のように密集しているのですが、ここは別名感情抑圧点ともいいます。辛いことがあったりイライラするとここが固くなり、しまいにはぷっくり球状のしこりができます。こういう時にちょっと刺激すると爆発的に怒りだすので通称ヒステリー球というのですが、感情を肉体的に捉えていく整体の典型例だ。

肝臓や骨盤に愉気(気の手当)をしていると、このヒステリー球は消えていく。多くは骨盤や仙骨に愉気すると人は落ち着くのです。一緒に頭頂部がこちっ☆と飛び出している方も来ましたが足の裏に丁寧に愉気したら収まりました。ある方から「先生の顔を見たら落ち着きました。」とも言われたが、当のあっひーだってお腹を固くしていたんです・・。

遠く離れた人の艱難辛苦にも胸を痛めるのが「人間」なのだ。当日の夜にツイッターであれやこれや有益情報を提供していた人たちの姿になんだか泣けてきたんだが、人間は助け合う生き物なんだと思ったら腹の底が熱くなった。のんきなことを言ってて、不謹慎かもしれないが人間の未来に希望を感じたんだ。