糖質コントロール不要論

最近「白米を食べすぎると頭がぼやけるんだ」と先生が言っていたことを思い出す。科学的に原因を説明すれば血糖値の急上昇が原因である。

整体を長年やっていくと身体はどんどん敏感になる。それだけ食事の味と分量にもシビアになるのだ、と思っていた。しかし実際は、何のことはない自分も年を取ったら糖質類はあんまり食べられなくなった。

いや初老期を過ぎても毎日毎日もりもり食べて、せっせと身体をこわしてる人もいるのだから、少しは整体の恩恵にあずかっているのかもしれない。

何にせよ食べ過ぎは若さの特権だ。

いくら食べたって余剰カロリーは運動エネルギーや性エネルギーに化けていつの間にか消費してしまう。

年を取ると内燃機関が弱まるので、ふつうなら食べられないようになっていくのである。

だからある人が急に「減食や断食すると元気になるんだよ」とか言い出したら、見た目は若くてもその人は「老い」ているのだ。

自律神経失調症に絶食が有効であるという話を聞いたのだが、上の事情を加味すれば、個人差を無視して如何なる治療法も健康法も確立しない。

老いも若きも、身体の「適」がわかるように感覚の平衡を保つのが整体だ。

まったくもって当り前の話なのだ。

ふつうの食事のなんたるかがわかったら、運動も休息も、その適度をやぶらないで生活しているはずだ。

一つがわかればそれは全てに通じる。

その「全て」も最初から「いのち」が全部知っているのだ。