立腰

座り仕事をされる方は腰をロックしたまま頭を使うせいかどうしても氣の流れが停滞しているように感じます。この時、第2の心臓といわれるふくらはぎもまったく使われません。足を使わないと腰も(たぶん脳も)早いうちに退化します。

腰椎の可動性というのが失われれると頑固になったり、考えが閉塞的になってしまう。

僕はブログのタイトル通り現代(日本)人のための体育、身体の作り方を考えているわけですが、自分としては体操のようなものを作って何種類か実践しています。

野口整体には活元運動というのがあるので、この活元をやっていればさほどの鬱傾向になったりはしないと思うのですが、これはきちんとした指導者につかないと運動の質や考え方までがあさっての方向に行ってしまいかねない。ある意味高度だし、また危ういとも思うのです。

自分なりにこういう動作をやった方がいいなというのはあるわけですが、今のところHPで紹介したり、お顔も見ないで伝えられるようなものではないのです。

指導を受けられている方には個別でお伝えしてますがもうちょっと普遍的な「一」を構想中です。森信三氏の立腰道を読んで以来、僕の整体には腰から日本を立て直すというテーゼが根底にあるのです。今日も感謝してます。