活元運動

活元運動が出にくい、出ないという方はそれだけ、つらい局面を「がんばって」乗り越えてきたということ。

こころとからだを固く使って耐えて生きてきたということだと思ってます。

力むということは自然とできるけど、ここぞというときにリラックスして能力を発揮できるようになるには後天的な訓練がいるんです(たぶん)。

活元運動をくり返すとそういう訓練法にもなってくるんだけど、真面目な人ほど存外力が抜けないので活元運動の取得にもときどき時間がかかる。

「頭が絶えず活発に動いている」ということと、「鳩尾が固い」ということ。このいずれかの状態があると、からだが全くゆるまないので運動が発現しない。

はじめに「どれくらい通えば出ますか?」とお聞きになる方もいらっしゃいますが、それは「あなたにしかわからない。」というのが応えになります。

せい氣院で個人指導を受けている方はピンポイントで問題に取り組んでいくので、早い段階で出るようになっていくし、運動もどんどん発展していきやすい。

活元運動を何のためにやるのかというと、こころとからだを自由にするためにやっています。

昨日に束縛されず、明日に支配されない、今日を生きるために。

人間っていうのはからだにしこりさえ残さなければ自由なこころを守って生きられるんだけどね。

からだあるから人生の修行もできる。

からだがなくなれば苦しさもなくなるけど、魂の訓練も成長もできない。

肉体を与えられている今だけ、生きているうちが勝負なのだ。

活元運動で命を耕し、出し切ってから魂のふるさとへ帰ろうよ。

今日はネタ切れ、がんばってがんばって書いたら散文調になってしもた。ごめんにー。