春から初夏にかけての「汗」の処置

先週のことだったが太郎丸が汗を冷やして風邪を引いた。とても暑い日で保育園で外遊びの後に汗を冷やしたらしい。

こんな風に一度出た汗をそのままにして、風にあたると、冷えて内攻する。整体では晩春とか秋口になると汗の処置をよく指導するのだ。

一般的には汗が身体に及ぼす影響はほとんど知られていないけれど、「汗の内攻」は風邪や肺炎のもとになるから軽視してはいけない。とくに月齢が浅いと重篤な状態にもなりかねないので、特にこれからは窓からの風やクーラーには注意が要る。

予防策としては、汗をかいたらすぐに拭くことだ。そして肌着も替えること。あたり前すぎで有難味がないんだけれど、実生活の場で本当に役立つ知恵はこういうものだったりする。

すでに調子を崩してしまった場合には、お風呂で身体を温めれてやればいい。そうやって引っ込んだ汗がまた出てしまえばいいのだが、知らないと割とめんどうな体調不良に発展しやすい。

とりわけ子供の風邪を扱う上で、こういう「汗の処置」を知っているかいないかで経過がだいぶ違う。たったこれだけのものでも、嗜みとして覚えておくといい。